「早く白くしたい」「プロに任せたい」という方に選ばれているのが、歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」です。しかし初めて受ける方にとっては、「何をされるの?」「痛くないの?」と不安もあるはず。今回は、オフィスホワイトニングの施術の流れやメリット・注意点について詳しく解説します。
オフィスホワイトニングとは?
オフィスホワイトニングは、歯科医院にて専門の薬剤と照射機器を用いて歯を白くする方法です。高濃度の過酸化水素(ホワイトニング薬剤)を使うため、即効性があり、1回の施術でも目に見える変化を感じることができます。
こんな人におすすめ
- 短期間で白くしたい(結婚式、面接、撮影前など)
- 自分で行う手間が面倒な方
- しっかり効果を実感したい方
施術の流れ
1. カウンセリング・診察
まずは医師によるカウンセリングで、ホワイトニングの目的や希望する白さを確認します。虫歯や歯周病の有無を確認し、必要があれば治療が優先されます。
2. 歯のクリーニング
歯の表面に汚れがあるとホワイトニング効果が低くなるため、専用の機器で歯石や着色汚れを取り除きます。
3. ホワイトニング剤の塗布
歯茎を保護した後に、高濃度の薬剤を歯の表面に塗ります。
4. 光の照射
薬剤を活性化させるために、特殊なライト(LEDやレーザーなど)を照射します。これを15~20分×2〜3回ほど繰り返します。
5. 色の確認・仕上げ
施術後に鏡で効果を確認し、必要に応じて次回の予約を行います。
施術時間と回数の目安
1回の施術はおよそ60〜90分。1回でも効果を実感できることが多いですが、理想の白さを目指す場合は2〜3回の施術が推奨されます。間隔は1〜2週間ごとが一般的です。
メリット
- 即効性が高い
- 専門家による安全な施術
- 透明感のある自然な白さが期待できる
- 歯科医のフォローがあるため安心
デメリット・注意点
1. 知覚過敏
高濃度の薬剤を使用するため、一時的に冷たいものがしみることがあります。症状は数日で落ち着くのが一般的ですが、気になる場合は医師に相談を。
2. 白さには限界がある
元々の歯の色やエナメル質の状態により、真っ白にならないこともあります。
3. 差し歯・被せ物は白くならない
人工の歯は薬剤の効果を受けないため、白さに差が出る場合があります。
4. 費用が高め
1回の施術で1万〜3万円程度が相場です。複数回通う場合はコストも考慮が必要です。
ホワイトニング後のケア
施術後24時間は「ステイン(着色)しやすい食べ物・飲み物」は控えるのが鉄則です。
避けたいものの例:
- コーヒー、紅茶、赤ワイン
- カレー、ミートソース
- 喫煙
- 酸性の強い飲料(炭酸、スポーツドリンク)
また、ホワイトニング効果を長持ちさせるためには、日々の歯磨きや定期的なメンテナンスが大切です。
まとめ
オフィスホワイトニングは、短期間で歯を白くしたい人にとって非常に魅力的な方法です。専門家の手で丁寧に施術してもらえる分、安心感や効果の高さはセルフケアより一歩上です。次回は、自宅でできる「ホームホワイトニング」について詳しくご紹介します。
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