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第7回:レーシックとICLの費用比較と保険適用の有無について解説

はじめに

視力矯正手術を検討する際、多くの人が気になるのが「費用」の問題です。レーシックとICLはどちらも自由診療で、クリニックやプランによって料金に幅があります。また、医療費控除や保険適用についても「よくわからない」という声が少なくありません。この記事では、レーシックとICLの費用相場、保険適用の有無、医療費控除の可否など、金銭面にまつわるポイントを徹底解説します。


レーシックの費用相場

■ 一般的な費用帯

レーシックの費用は使用する機器やオプションの有無により異なりますが、おおよそ以下の範囲です。

プラン名・技術費用(両眼)
スタンダード(マイクロケラトーム使用)20〜25万円
フェムトセカンドレーザー(イントラレーシック)25〜35万円
オーダーメイド(ウェーブフロント)30〜40万円

■ 含まれる内容

  • 術前検査費用(無料のところもあり)
  • 手術費
  • 術後の点眼薬、診察費(一定期間分)
  • 万一の再手術対応保証(条件付き)

ICLの費用相場

■ 一般的な費用帯

ICLはオーダーメイドレンズを使用するため、レーシックよりも費用が高くなります。相場は以下の通りです。

対象費用(両眼)
近視専用ICL50〜60万円
乱視用ICL60〜70万円
ハイエンドプラン(術後保証付など)70万円以上もあり

■ 含まれる内容

  • 精密検査費用(2〜3万円程度別途発生することも)
  • レンズ代(オーダーメイド)
  • 手術費
  • 術後点眼・診察(一定期間)
  • レンズ入れ替え対応(クリニックによって保証範囲が異なる)

健康保険は適用される?

原則:適用外(自由診療)

レーシック・ICLともに「美容目的」とされる自由診療であるため、公的医療保険は適用されません。つまり、全額自己負担です。

例外的なケース(まれ)

  • 白内障治療における眼内レンズ挿入など、医療上必要とされる視力矯正手術は保険適用されることがありますが、これはあくまで別の手術です。
  • 特定の職業(パイロット、自衛官等)でICLを医学的に必要と判断される場合に、特別な扱いがあることも。

医療費控除は受けられる?

控除対象になる

医療費控除は、**「治療を目的とした医療行為」**に支出した金額が一定額を超えた場合に、所得税や住民税が軽減される制度です。

国税庁も明示しており、レーシックやICLは控除対象とされています。

■ 控除を受けるための条件

  1. 1年間(1月〜12月)で医療費の合計が10万円または**所得の5%**を超えること
  2. 所得税の確定申告をすること(サラリーマンでも必要)
  3. 領収書や明細を保存しておくこと(e-Taxではスキャンも可)

例)

  • レーシック費用が35万円 → 控除対象
  • ICL費用が60万円 → 高額控除対象になりやすい

※家族全員分の医療費を合算して申告可能です。


民間医療保険・手術特約との関係

原則として、視力矯正手術は保険金支払いの対象外です。ただし一部の保険では「先進医療特約」や「自由診療補償」の名目で対象となるケースもあります。

チェックポイント:

  • 加入中の保険内容(先進医療特約の有無)
  • 手術名が対象に含まれているか
  • 医師の診断書の提出要否

加入中の保険会社に問い合わせて事前確認を取ることをおすすめします。


実際の支払い方法と分割払いの可否

多くのクリニックでは、以下の支払い方法に対応しています。

  • 現金一括
  • クレジットカード
  • 医療ローン(分割・金利あり)
  • デビットカード、PayPayなどキャッシュレス決済(対応医院による)

特にICLなど高額な手術では、36回払い・60回払いなどの医療ローンを選択する人も増えています。金利や審査条件は事前に確認しておきましょう。


まとめ

レーシックとICLは、どちらも自由診療のため健康保険は適用されませんが、医療費控除の対象になるという点は大きなポイントです。費用面での負担は少なくありませんが、術後の快適な生活と将来的なメガネ・コンタクト不要のメリットを考えると、長期的には投資価値がある選択とも言えます。

後悔のない手術を受けるためにも、費用・保険・控除などの金銭的側面についてもしっかり理解しておきましょう。

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