MENU

第13回:市販のホワイトニングアイテムの選び方とおすすめ商品

「ホワイトニングに興味はあるけれど、歯科医院に行く時間がない」「まずは気軽に自宅で試してみたい」――そんな方に人気なのが、市販のホワイトニングアイテムです。種類が豊富で手軽に始められる一方、「どれを選べばいいかわからない」と感じる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、市販ホワイトニング商品の種類や選び方のポイント、人気アイテムをご紹介します。


目次

市販ホワイトニングアイテムの主な種類

市販品には大きく分けて以下のタイプがあります。それぞれの特徴を理解して、目的に合ったものを選びましょう。

1. ホワイトニング歯磨き粉

  • 特徴:毎日の歯磨きの中で使用でき、ステイン(着色汚れ)の除去に効果を発揮。
  • 有効成分例:ポリリン酸ナトリウム、ハイドロキシアパタイト、シリカ(研磨剤)など。
  • 効果:歯の表面の着色を落とすが、歯そのものを漂白する力は弱い。

2. ホワイトニングペン・ジェル

  • 特徴:歯に塗って使うタイプで、一時的に白く見せるコート系と、継続使用で白くするタイプがある。
  • 携帯性:出張先や旅行先でも使いやすい。

3. ホワイトニングテープ(シート)

  • 特徴:歯の表面に貼り付けて一定時間おくだけで薬剤が浸透する。
  • 効果:軽度のホワイトニングが期待できるが、慣れが必要。

4. LED照射キット(ホームライトホワイトニング)

  • 特徴:専用ジェルとLEDライトを使って、歯を白くする本格的なホームケアアイテム。
  • 価格帯:5,000〜15,000円程度。

市販ホワイトニングアイテムの選び方

1. 効果の期待値で選ぶ

「歯の本来の色そのものを白くしたい」のか、「表面の汚れだけを取りたい」のかで選ぶべきアイテムが変わります。

目的おすすめアイテム
ステイン除去歯磨き粉、ポリリン酸入り製品
本格的に白くLED照射キット、ペンタイプ
一時的に白く見せたいコーティング系ジェル

2. 成分をチェックする

  • ポリリン酸ナトリウム:ステインを浮かせて落とす
  • ハイドロキシアパタイト:エナメル質を修復しながら白く
  • フッ素:虫歯予防と強化を兼ねる

刺激が強すぎるものは知覚過敏の原因になることもあるので、低刺激設計のものを選ぶのも大切です。


3. 使い続けられるかで選ぶ

どんなに効果があっても、面倒に感じてやめてしまっては意味がありません。ライフスタイルに合った使いやすいアイテムを選びましょう。


市販ホワイトニングのおすすめ商品(※2024年頃の人気参考)

※製品情報は変わる場合があります。購入前に成分・使用法をご確認ください。

●【ライオン】ブリリアントモアW

  • 種類:歯磨き粉
  • 特徴:ポリリン酸ナトリウム配合。低研磨性で歯にやさしい。
  • おすすめポイント:毎日のケアで自然にトーンアップ。

●【オーラツー】プレミアムステインクリア

  • 種類:歯磨き粉
  • 特徴:香りが良く、研磨力も穏やか。市販で手に入りやすい。
  • おすすめポイント:初心者向け。

●【Crest 3D White】ホワイトニングストリップ

  • 種類:ホワイトニングテープ
  • 特徴:海外製で強力な効果。貼って30分放置。
  • おすすめポイント:即効性を求める方に。ただし刺激が強い可能性あり。

●【パールホワイトプロEX+】

  • 種類:ホワイトニング液(スポイト式)
  • 特徴:日本製の薬用ホワイトニング。毎日ポタポタと歯に塗布。
  • おすすめポイント:サロンケアに近い効果。

注意点:市販品の限界と安全性

  • 過酸化水素を含む製品は日本では基本的に販売不可(医療機関専用)
     →強力な漂白効果を期待する場合は、歯科医院でのホワイトニングが必要です。
  • 過剰使用に注意
     特に研磨剤入り製品を使いすぎると、エナメル質が傷つき知覚過敏や虫歯の原因に。

まとめ

市販のホワイトニングアイテムは、価格や手軽さ、使用感などさまざまな選択肢があります。自分の目的や生活スタイルに合った製品を選ぶことで、無理なく自然に白い歯を目指せます。

「まずは気軽に試してみたい」「本格的に始める前にお試ししたい」という方は、ぜひ市販アイテムを活用してみてください。

次回は、「ホワイトニング施術を受ける際の注意点と失敗を防ぐコツ」について解説します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次