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ICLのリスクとデメリット|合併症や失敗例を徹底解説【2025年最新版】

目次

はじめに

レーシックに次ぐ新しい視力矯正手術として人気を集める「ICL(Implantable Collamer Lens:眼内コンタクトレンズ)」は、角膜を削らずに眼内にレンズを挿入する方法です。
「取り外し可能だから安心」「レーシックより安全」とのイメージを持つ方も多いですが、実際にはICLにもリスクやデメリットが存在します。

本記事では、ICL特有のリスクや合併症、さらに失敗事例や注意点を詳しく解説し、後悔しないための正しい知識をお伝えします。


1. ICLとは?基本的な仕組み

ICLは眼の中に「専用のレンズ」を挿入することで視力を矯正する治療法です。

  • レンズは虹彩と水晶体の間に配置
  • 角膜を削らないため、薄い角膜の人や強度近視でも手術可能
  • 将来、レンズを取り出すことも可能

この「可逆性」が安心材料として人気ですが、手術である以上ゼロリスクではありません。


2. ICLで考えられる代表的なリスク・デメリット

  • 白内障リスク:レンズが水晶体に近いため、白内障発症リスクが上昇
  • 眼圧上昇(緑内障リスク):レンズの厚みや位置によって房水の流れが妨げられる
  • レンズの位置ズレ:ずれによる乱視・視力低下
  • 感染症:極めて稀だが手術で眼内に細菌が入る可能性
  • 術後の見え方異常:ハロー・グレア、まぶしさ
  • 費用が高額:レーシックの約2倍(両眼60〜80万円程度)

3. 白内障リスク

ICLで最も懸念されるのが「白内障」です。

  • レンズが水晶体に接触 → 水晶体の代謝が阻害される
  • 特に強度近視の人は白内障リスクがもともと高い
  • 発症率は低いが、完全にゼロではない

👉 近年は「ホールICL(中央に小さな穴が空いたデザイン)」により房水の流れが確保され、リスクは大幅に低減しました。


4. 眼圧上昇(緑内障の可能性)

ICL挿入後に房水がスムーズに循環しないと、眼圧が上昇することがあります。

  • 高眼圧が続けば緑内障に進行する恐れ
  • 適切なサイズのレンズ選びが非常に重要
  • 手術後は定期検診で眼圧チェック必須

👉 経験豊富な医師・最新の診断機器を持つクリニックを選ぶことがリスク回避につながります。


5. レンズの位置ズレ・度数ずれ

レンズの固定が不十分だったり、サイズが合わない場合、以下のような不具合が起こる可能性があります。

  • 視力が安定しない
  • 乱視が強く出る
  • レンズ再調整や再手術が必要になることも

👉 術前検査(角膜径・前房深度など)が精密に行われるかどうかが大きな分かれ目。


6. 感染症・合併症の可能性

  • 眼内手術であるため、感染リスクはゼロではありません(発症率は0.01%未満と極めて低い)
  • 術後の点眼・清潔管理が非常に重要
  • 急な視力低下や痛みが出たらすぐ受診すること

7. 術後の見え方の異常

ICLでも、レーシック同様に「ハロー・グレア」が報告されています。

  • 夜間に光がにじむ
  • 光の周囲に輪が見える
  • まぶしさを感じる

多くは時間の経過で軽減されますが、夜間運転が多い人は注意が必要です。


8. 費用が高いという現実

ICLは自由診療のため、健康保険は適用されません。

  • 両眼で60〜80万円が相場
  • レーシックの約2倍の費用
  • 医療費控除は利用可能

👉 「費用=安全性への投資」と割り切れるかどうかが判断基準になります。


9. ICLの失敗例・後悔事例

  • 「期待ほど視力が出なかった」 → 度数設定の誤差や乱視の影響
  • 「夜の運転がつらくなった」 → ハロー・グレアの影響
  • 「思ったよりお金がかかった」 → 検査費や保証費用が別途かかる場合
  • 「レンズ交換が必要になった」 → 眼の成長や度数変化による再手術

👉 口コミや体験談を読むと、「もっと事前にリスクを知っておけばよかった」という声が目立ちます。


10. 後悔しないためのポイント

  • 適応検査を徹底する
    → 角膜・水晶体の距離、眼圧、前房深度を細かく確認
  • 症例数が豊富なクリニックを選ぶ
    → 手術経験数はリスク回避に直結
  • ホールICLを選ぶ
    → 白内障・眼圧上昇リスクを大幅に低減
  • 術後検診を必ず受ける
    → 特に術後1週間・1か月・3か月は必須

まとめ

ICLは「角膜を削らない」「取り外し可能」という大きなメリットがある一方、以下のようなリスクやデメリットも存在します。

  • 白内障リスク
  • 眼圧上昇による緑内障の可能性
  • レンズ位置のズレ・再手術の可能性
  • 感染症のリスク(稀)
  • 費用が高額

しかし、最新のホールICLと信頼できるクリニックの組み合わせなら、多くのリスクは事前に回避・軽減できます。

👉 重要なのは「ICL=安全」と思い込みすぎず、正しくリスクを理解して選択すること。
安心して視力矯正を受けたい方は、必ずカウンセリングで不安を相談し、実績豊富な専門クリニックを選びましょう。

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