はじめに
「レーシックやICLを受けるとドライアイが悪化するのでは?」
視力矯正手術を検討する方の多くが抱く不安のひとつです。
特にデスクワークやスマホ使用が多い現代では、もともとドライアイ気味の方も少なくありません。
本記事では、レーシック・ICLとドライアイの関係を医学的データや体験談を交えて解説し、悪化を防ぐための対策や治療法について詳しく紹介します。
1. ドライアイとは?
ドライアイは「涙の量や質が不足し、目の表面が乾燥する状態」を指します。
主な症状
- 目の乾き・ゴロゴロ感
- 視界がかすむ
- 充血しやすい
- 光がまぶしい
👉 日本では推定800万人以上がドライアイに悩んでいるとされ、現代病のひとつとも言われています。
2. レーシックとドライアイの関係
(1) 神経切断による涙液分泌低下
レーシックは角膜を削るため、一時的に角膜表面の神経が切断されます。
その結果、脳に「目が乾いている」という信号が伝わりにくくなり、涙の分泌が減少 → ドライアイが悪化。
(2) 発症率
- 術後3か月以内で20〜30%がドライアイ症状を経験
- 半年〜1年で改善するケースが大半
- 永続的に残るのは全体の数%程度
(3) リスクが高い人
- もともとドライアイ傾向の人
- 強度近視で角膜を多く削る必要がある人
- 加齢により涙の分泌量が少ない人
3. ICLとドライアイの関係
ICLは角膜を削らず、眼内にレンズを挿入する方法です。
そのため ドライアイ発症リスクはレーシックより大幅に低い とされています。
- 角膜神経を切らない → 涙液分泌に影響が少ない
- 術後ドライアイを訴える人はレーシックより少ない
- コンタクトレンズを日常的に使用していた人は、むしろICLで快適になる場合も
👉 ドライアイが心配な人は「ICLの方が適している」ケースが多いです。
4. ドライアイ悪化の対処法
(1) 点眼薬の使用
- 人工涙液(ヒアルロン酸点眼など)
- 防腐剤フリータイプを選ぶのがおすすめ
(2) 涙点プラグ
涙の排出口(涙点)を小さな栓で塞ぎ、涙が目にとどまるようにする治療。
重度のドライアイに効果的。
(3) 生活習慣の改善
- PC・スマホ作業中は「20分に1回休憩」
- 加湿器を使用
- 意識的にまばたきを増やす
(4) サプリ・食事改善
- オメガ3脂肪酸(魚油)
- ビタミンA、ルテイン
→ 涙の質を改善する栄養素
5. 体験談に見るリアルな声
- 「レーシック直後は目が乾いて大変だったが、半年後には気にならなくなった」
- 「デスクワークでドライアイ気味だったが、ICLは特に悪化せず快適」
- 「レーシック後に点眼が手放せなかったが、涙点プラグで改善した」
👉 多くは時間と治療で改善しますが、事前にリスクを知っておくことが大切です。
6. レーシックとICLのドライアイリスク比較
項目 | レーシック | ICL |
---|---|---|
術後ドライアイ発症率 | 約20〜30%(一時的) | 低い(ほとんどなし) |
永続的ドライアイ | 数%程度 | 稀 |
原因 | 角膜神経切断 | ほぼなし |
改善方法 | 点眼・涙点プラグ | 点眼程度で対応可 |
👉 ドライアイが強い人はレーシックよりICLがおすすめ。
7. クリニック選びのチェックポイント
- 術前に涙液検査をしてくれるか
- ドライアイ対策を説明してくれるか
- 点眼やアフターケアが充実しているか
- レーシック・ICL両方に対応できるか(選択肢を持たせる)
👉 例:品川近視クリニック、新宿近視クリニックなどはドライアイ対策を含めたアフターケア体制が整っています。
まとめ
レーシックは角膜を削るため、一時的にドライアイを悪化させるリスクがあります。
一方で、ICLは角膜を削らないためドライアイのリスクが低く、快適性が高いのが特徴です。
- 軽度〜中度のドライアイならレーシックでも対応可能
- もともと強いドライアイ体質ならICLの方が安心
- 術後は点眼や涙点プラグ、生活習慣改善でコントロール可能
👉 「ドライアイが不安で視力矯正に踏み出せない」という方は、まず信頼できるクリニックで涙液量の検査を受け、自分に合った方法を選ぶことが後悔しない第一歩です。
【2025年版】レーシック・ICLに強いおすすめ眼科クリニックランキング
ランキング | クリニック名 | 総合評価 | おすすめポイント | レーシック費用 | ICL費用 | 対応エリア |
---|---|---|---|---|---|---|
🥇 第1位 | 品川近視クリニック | ★★★★★ | 国内最多の症例実績。コストパフォーマンス◎。初心者でも安心 | 約15〜38万円 | 約58〜70万円 | 東京・大阪・名古屋・福岡・札幌 |
🥈 第2位 | 新宿近視クリニック | ★★★★☆ | ICLやオーダーメイドレーシックに強み。術後のケアにも定評あり | 約20〜35万円 | 約50〜70万円 | 新宿・名古屋・大阪・福岡・札幌 |
🥉 第3位 | 医療法人先進会 (神戸神奈川アイクリニック等) | ★★★★☆ | ICL・白内障・老眼対応の専門性が高い。将来を見据えた選択肢に◎ | 約25〜40万円 | 約60〜80万円 | 東京・神戸・大阪 他(提携施設多数) |
▷ ランキング評価基準
- ✅ 症例実績
- ✅ 費用の明確さ
- ✅ レーシック・ICLの対応力
- ✅ 術後保証やフォロー体制
- ✅ 患者満足度(口コミ・体験談)
▷ こんな方におすすめ
- 費用を抑えて安心の大手で受けたい → 品川近視クリニック
- ICLやオーダーメイドの最新医療に関心がある → 新宿近視クリニック
- 老眼や白内障も視野に入れておきたい → 医療法人先進会(神戸神奈川アイクリニック)
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